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SAPIXのマンスリーテストとは?平均点と対策方法を解説

コージ
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短時間で効率良く!マンスリーテストの直前対策を紹介

SAPIX小学部で、ほぼ毎月のペースで実施されるのがマンスリーテストです。
直近1か月の勉強内容の定着度を測ると同時に、翌月以降の授業を受けるコースを決める基準にもなるため重要なのがこのマンスリーテスト。本記事ではマンスリーテストの概要・平均点・成績アップにつながる対策方法を解説します。

マンスリーテストの基本情報

マンスリーテストは次の2つに分かれています。

①マンスリー確認テスト(4~6年生前期)
②マンスリー実力テスト(6年生後期~)

①マンスリー確認テスト

およそ1か月単位で実施し、直近4~5回の授業内容の定着度を測るのがマンスリー確認テストです。
一般にマンスリーテストというとこちらを指すことが多数。本サイトでも特別な記載がある場合を除いて、マンスリーテストといえばマンスリー確認テストを表しています。

対象学年4~5年生,6年生の前期まで
実施月ほぼ毎月 (組分けテストのある1,3,7月を除く)
出題範囲直近約1ヵ月の平常授業(≒テキスト4~5冊分)
算数の基礎力トレーニング
結果によるコース昇降あり(±1~±6コース)
欠席によるコース昇降1回だけ:なし
2回連続(組分け含):1コース下がる

コース昇降の上下幅=校舎内同学年の全コース数÷6で、およその値が求まります。
例)自校舎の同学年が全12コース→±2コース昇降の可能性

②マンスリー実力テスト(6年生後期)

6年生の夏期講習後からはマンスリー確認テストがマンスリー実力テストに変わります。
主な違いは出題範囲やコース昇降の幅の制限がなくなることです。

対象学年6年生後期から
実施月ほぼ毎月
出題範囲既習範囲すべて
結果によるコース昇降あり(完全シャッフル)
欠席によるコース昇降1回だけ:なし
2回連続(組分け含):1コース下がる

マンスリーテストの平均点

マンスリーテストの平均点の目安は以下の通りです。

平均点
5~6年生250~300点/500点満点
4年生275~325点/500点満点

αコースに入るには偏差値607~8割の得点(350~400/500点)が目標ラインです。(校舎規模や平均点により変動)

マンスリーテストのオススメ対策方法

そもそもマンスリーテストの範囲は直近の平常授業と直結しているため、日々きちんと復習できていれば特別な対策をしなくてよいという理屈になります。「マンスリーの対策は不要!」という意見がネット上にありますが、抜け漏れなく復習できているのなら筆者もその意見に賛成です。

しかし復習しても1か月も経ってしまえば、すっかり忘れたポイントがあるのが現実。また、コースが下がるとお子さんのモチベーションが下がったり、担当講師や授業曜日が変わったりというデメリットもあるため、マンスリーテストで結果を出してコース維持や上昇を図りたいところです。

そこで、なるべく短時間で点数に直結するマンスリーテストの対策方法をご紹介します。

国語

設問分野配点(例)
大問1漢字20点(2点×10問)
大問2語彙20点
大問3読解問題(説明文)50~55点
大問4読解問題(物語文)50~55点

国語は、25%の配点を占める漢字・語彙問題を速く正確に答えられるようにしましょう。
漢字と語彙は出題範囲が狭くて対策しやすいので、ここで失点しないことが高得点の鍵になります。ここをスピーディーに回答しておけば、大問3~4の読解問題で多少の時間のゆとりが生まれるのもメリットです。

漢字はAテキスト後半ページ、語彙はコトノハ・言葉ナビ・知の冒険からの出題です

コージ
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具体的な対策はさまざまですが、毎週の復習やデイリーチェックで誤答した問題にチェックを付けておくのがオススメ。マンスリー前にチェックのある問題をピックアップし、書き取りor口頭で確認していけば高効率です。1か月前の範囲で記憶が薄れていそうなら、全問題を1周してもよいでしょう。

本来ならB授業の復習もしておきたいところですが、授業とマンスリーは異なる文章を出題する(復習テストはB授業の本文からの出題もある)ため、点数に直結する対策として効果は薄め。あくまでもA授業の復習を優先し、時間があればB授業の復習は本文の読み方、記述のポイントを整理する程度に留めるのがオススメです。

記述問題は大問3~4いずれも2問前後。要素を整理してから答案を書き、満点ではなくてもきちんと部分点を稼ぐことが高得点につながります。

コージ
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算数・理科・社会

担当教科が国語だったので算理社は解像度の低い解説となります…笑
算数のマンスリー対策はこちらの記事(中学受験コベツバ様)が勉強になりました。

コージ
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算理社も平常授業からの出題がメイン・基礎的な問題を取りこぼさないよう対策していくのは国語と同様です。毎週の復習時に間違えた問題に印を残しておいて、マンスリー前に再度解いてみるのが王道の復習方法です。また、平常授業で解いたのを少しひねった問題(数値替え・言葉替え)の出題があるので、問題文を読み飛ばさず、問われていることに線を引いて整理する訓練をしておきましょう。

また、理社は細かい知識をたずねる出題があります。中には正答率が低いものもありますが、ライバルと差を付けるには正解できると有利なので、ひと通りの復習が終わったらテキスト全体を再度見直すのも有効です。

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コージ
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元SAPIX小学部講師
埼玉県某塾→SAPIX小学部→ブロガー SAPIXでは国語科講師として首都圏校舎に約10年勤務/卒業生には男女御三家など難関校の合格者も/1,000人以上の受験生を指導した経験と知識を発信中
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