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SAPIX小学部の復習テストを対策!平均点とオススメ勉強法

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SAPIXの復習テストとは?マンスリーとの違いやオススメ対策法

首都圏で高い合格実績を残している中学受験塾がSAPIX小学部です。本記事では、SAPIXで年3回実施される復習テストにフォーカスして、概要やテスト対策の方法を解説します。

復習テストの基本情報

対象学年1~6年生
実施月年3回(1月、3月、7月)
※6年生は1月の実施なし
出題範囲直近約1ヵ月の平常授業
結果によるコース昇降なし

マンスリーテストと復習テストの違い

マンスリーテストと復習テストの違いはコース昇降の有無です。
復習テストの結果によるコース昇降がないのは上述の通りです。この理由は、復習テストと同月に行われる組分けテストの結果でコース昇降を行うためです。
一方、マンスリーテストは結果によるコース昇降があります。最大6コースの上がり下がりがありますが、最大昇降幅は年度や校舎内のコース数によって異なります。

マンスリーテストの目安コース昇降幅の求め方

コース昇降幅=校舎内同学年の全コース数÷6
例)自校舎の同学年が全12コース→±2コース昇降の可能性

SAPIXのマンスリーテストとは?平均点と対策方法を解説
SAPIXのマンスリーテストとは?平均点と対策方法を解説

復習テストの平均点

復習テストの平均点の目安は以下の通りです。

4~6年生(4科500点満点)250~300点
1~3年生(2科200点満点)110~120点

どの学年も5~6割が平均ラインですが、低学年ほど平均点が高い傾向にあります。

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復習テストのオススメ対策法

マンスリーテストと同様

復習テストはマンスリーテストと同じく直近1か月の平常授業がテスト範囲です。
マンスリーテストのときと同様に、日々の復習がきちんとできていれば特別な対策はしなくても問題ありません。直前の土日には各科目の要点や知識事項をおさらいしておくのが理想的です。

SAPIXのマンスリーテストとは?平均点と対策方法を解説
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国語

国語では、後半の読解問題においてB授業で扱った文章が出ることがあります。
もちろん初見でも解けないわけではありませんが、一度授業で出た文章の問題は平均点が高くなりがちなので、高得点を狙うなら復習しておくと有利です。B授業で扱った文章のあらすじや登場人物などのおさらい・授業内で解いた問題を中心に解き直しをしておきましょう。

復習テストは手を抜いてもいいのか?

ごく一部、復習テストを下に見ている生徒や保護者がいるようです。
確かにマンスリーテストと違って結果によるコース変動がないのが復習テスト。だったらどれだけ頑張っても仕方ないのではないか、という気持ちは分からなくもありません。

しかし大局的に考えれば、復習テストはSAPIXが実践する復習中心の学習法の一部。直近1か月で学んだことの定着度を測るのがマンスリーテストであり、そのマンスリーテストがない月も同じペースで定着度を測るバロメーターが復習テストなので、弱点としっかり向き合うために手を抜かず取り組むべきです。
人それぞれの考えなので否定はしませんが、コース昇降がないからという打算的な理由で手を抜くのはオススメできません。

コース昇降の有無に関わらず、マンスリーと同じ気持ちで取り組むのがオススメです。

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元SAPIX小学部講師
埼玉県某塾→SAPIX小学部→ブロガー SAPIXでは国語科講師として首都圏校舎に約10年勤務/卒業生には男女御三家など難関校の合格者も/1,000人以上の受験生を指導した経験と知識を発信中
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