雑記

一文が長いSAPIXの記述

コージ
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記述問題の解答例が普通に100字を超えてくる

SAPIXの国語Bの記述問題は「解答例の一文が長い」ことがよく指摘されます。

あるテキスト(4年生)の例
問1問2問3問4問5問6問7問8平均
解答例の字数
(すべて一文)
8273791155689954679.37

どの解答例も一文で書かれていることに驚きますが、このように100字を超える解答例が示されることは珍しくありません。
なお、どのくらいの字数を長いとするかは個人の感覚によるものの、わたしは40字~長くても80字くらいで句点(。)を打つと読みやすいと感じます。(←この1文で約70字)

テキストの余白や頭の中を使って、答案の「設計図」を組み立てられる子ならば、このような長い答案をいきなり仕上げることも不可能ではないかもしれません。しかし実際は、答案を書いている途中で「てにをは」や主述関係が破綻しがち。
言いたいことを明快にまとめるため、接続詞を使って「二文以上に分ける」ことも技術として覚えておきたいものです。(問題文に指示がない限り、二文以上で解答しても問題ありません)

長すぎる一文は「SAPIXの方言」と揶揄されていました

コージ
コージ

長文が好きなのはプリバートも同じ?

SAPIX準拠の個別指導塾プリバートとは?メリットとデメリット・併用の是非
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先日、この記事を修正するためプリバートの公式サイトを調べていたら、こんな文章を発見。

引用元:プリバート「生徒にも、保護者にも、しっかり寄り添う個別指導!

165字。ここまでくると、さらに長い一文を探し出したい気持ちです。

ABOUT ME
コージ
コージ
元SAPIX小学部講師
首都圏某塾→SAPIX小学部講師→ブロガー SAPIXでは国語科講師として約10年勤務し、1,000人以上の小3〜小6を指導。塾と家庭のギャップ・子どもに合う学び方の大切さを現場で感じて、教育メディア「サピログ」を立ち上げました。
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